御所野遺跡と世界遺産

「北海道・北東北の縄文遺跡群」とは

御所野遺跡は「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の一つとして、世界遺産の登録を目指しています。

「北海道・北東北の縄文遺跡群」は北海道、青森県、秋田県、岩手県の4道県に点在する17遺跡で構成されています。それぞれ、縄文時代草創期から晩期の各時期の代表的な遺跡で構成されているほか、海岸や内陸の河川沿いに営まれた集落であったり、祭祀を行うためのセンター的性格の遺跡など、縄文時代を総合的にとらえることができる資産構成となっています。

縄文文化は狩猟・採集・漁労によって定住を達成した世界史上まれにみる文化であり、「北海道・北東北の縄文遺跡群」は農耕以前の北東アジアの人類の生き方を明らかにする貴重な遺産でもあります。

構成資産

北海道・北東北の縄文遺跡群構成資産位置図
構成資産一覧

資産名

所在地

時期

大平山元遺跡(おおだいやまもといせき)

青森県外ヶ浜町

草創期

垣ノ島遺跡(かきのしまいせき)

北海道函館市

早期~後期

北黄金貝塚(きたこがねかいづか)

北海道伊達市

前期

田小屋野貝塚(たごやのかいづか)

青森県つがる市

前期~中期

三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)

青森県青森市

前期~中期

二ツ森貝塚(ふたつもりかいづか)

青森県七戸町

前期~中期

入江貝塚(いりえかいづか)

北海道洞爺湖町

前期~後期

大船遺跡(おおふねいせき)

北海道函館市

中期

御所野遺跡(ごしょのいせき)

岩手県一戸町

中期

小牧野遺跡(こまきのいせき)

青森県青森市

後期

伊勢堂岱遺跡(いせどうたいいせき)

秋田県北秋田市

後期

大湯環状列石(おおゆかんじょうれっせき)

秋田県鹿角市

後期

キウス周堤墓群(きうすしゅうていぼぐん)

北海道千歳市

後期

高砂貝塚(たかさごかいづか)

北海道洞爺湖町

後期~晩期

大森勝山遺跡(おおもりかつやまいせき)

青森県弘前市

晩期

亀ヶ岡石器時代遺跡(かめがおかせっきじだいいせき)

青森県つがる市

晩期

是川石器時代遺跡(これかわせっきじだいいせき)

青森県八戸市

晩期

関連資産
資産名 所在地 時期
長七谷地貝塚(ちょうしちやちかいづか) 青森県八戸市 早期
鷲ノ木遺跡(わしのきいせき) 北海道森町 後期

 

世界遺産登録への取り組み

「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録への取り組みは2008年(平成20年)からはじまりました。翌2009年(平成21年)にはユネスコの世界遺産暫定リスト一覧表に登載され、世界遺産登録への動きが本格化しました。2012年(平成24年)には北海道千歳市のキウス周堤墓群、函館市の垣ノ島遺跡、青森県青森市の大森勝山遺跡の3遺跡が新たに加わり、現在17遺跡で世界遺産登録への活動を進めています。

御所野遺跡では2011年(平成23年)から御所野遺跡世界遺産登録推進協議会が発足し、行政、町民、事業者などが一体となって世界遺産登録を目指して活動しています。またガイド活動やPR活動、遺跡保全活動が地域の住民や子どもたちによって展開されており、世界遺産登録への力強い後押しとなっています。