御所野縄文公園

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御所野ムラの復元

掘立柱建物の復元

掘立柱建物は中央部で5棟、そのほか東側の集落内で1棟を復元した。中央部の建物は配石遺構、あるいは墓に伴う施設と考えられるし、東側の建物は、隣接する竪穴住居に伴う施設、荷台状の建物として区別している。

掘立柱建物の復元 掘立柱建物の復元 掘立柱建物の復元
柱を固定します 柱に梁を渡します さらに桁を渡します
掘立柱建物の復元 掘立柱建物の復元 掘立柱建物の復元
アイヌのケツンニ 全体の様子 屋根用の樹皮をはいでいます
掘立柱建物の復元 掘立柱建物の復元 掘立柱建物の復元
屋根を樹皮で葺きます 全体を覆って・・・ 完成です!

復元図作成

 建物は高さ2m弱に床を張り、その上にアイヌの基本的な建築様式であるケツンニを両端に建ててその間に棟を載せた樹皮葺き屋根としています。

復元図作成 復元図作成

発掘調査

 中央部の配石遺構群の外側では大量の柱穴を確認しており、東側から西側、さらに北側では主に6本柱の建物跡がいくつかあったことが判明しています。このような建物は、地面に直接穴を掘って柱を埋め込んでおり、掘立柱建物と呼ばれます。建物の規模は、大型の建物で短軸が3m前後、長軸が6m前後、小型の建物で、短軸が2m前後、長軸が4m前後となっています。柱穴の大きさは、いずれもほぼ同じで、柱穴の径が60~80cm、深さが90~140cm、柱痕はおおよそ30cm前後の物が多くあります。

発掘調査 発掘調査 発掘調査 発掘調査
調査の様子 柱穴の断面 柱穴 発掘現場の風景です

土屋根住居の復元

 整備事業では、実験などを繰り返した後正式の図面を作成してから、それぞれの竪穴住居が発掘された場所に盛土し、その上に復元しています。いずれも整備工事として業者に発注していますが、平成13年には、縄文時代の道具をいくつか再現し、直営で竪穴住居を1棟復元しています。

土屋根住居の復元 土屋根住居の復元 土屋根住居の復元
叉首を組みます 横木をのせていきます 土をかぶせて完成!

 

焼失実験

 平成11年10月、実験的に土屋根住居を復元してから2年後竪穴住居に意図的に火を放ち燃やしました。

経過

 竪穴内は酸欠状態となりやすいため、事前に天窓やその周辺を広く取り除いて開口部を広くしてから各柱の近くに置いた薪に一斉に点火。5~6分で床上の薪が炎上、20分後に天窓周辺の屋根が逆転しながら落下。次々と同じ状態が繰り返されるが、時々酸欠状態となって消えそうになったり、勢いよく燃えたりということが続きました。屋根が落ちて空気のまわりが良くなると、各壁板が勢いよく燃えました。 、なかには内側に倒れ込むものもありました。このようなことを繰り返して1時間後ようやく火が消えました。

 実験後、燃えた竪穴住居跡はそのまま現地に保存しています。

焼失実験 焼失実験 焼失実験

実験復元

 平成9年8月、復元図を元にして中型の土屋根住居を実験的に復元しました。

実験復元 実験復元 実験復元
梁・桁を固定します 叉首を組みます 完成!

復元図作成

復元図作成 平成8年9月、焼けた竪穴住居跡の調査をもとにして建築史の専門である浅川滋男さん(奈良国立文化財研究所-当時)から復元図を作成していただきました。この図は同じ奈良文化財研究所の西山和宏さんが現場で出土炭化材の図面を作成、それにもとづいて作成しています。


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