御所野縄文公園

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御所野遺跡とは

土屋根住居の発見

 平成8年(1996)、遺跡西側で焼失住居跡を多数調査。そのうち最も炭化材が良好に残っていた中型竪穴住居跡と大型竪穴住居跡で土屋根を具体的に確認しました。縄文時代の竪穴住居跡は、今まで萱葺き屋根ということで、全国各地で復元されていますが、この竪穴住居跡に残っていた炭化材に萱は全くなく、土の堆積状況から屋根に土がのっていた事が確認できました。

土屋根住居の発見 土屋根住居の発見
焼失住居の跡 焼失住居の跡(図面)

御所野遺跡のあゆみ

平成元年度
一戸町の農工団地の造成に伴う事前調査として発掘調査を開始。縄文時代の配石遺構群と古代の末期古墳を検出、岩手日報一面トップ記事として掲載、遺跡の保存か開発かという社会問題となる。
平成2年度
範囲確認調査を開始、遺跡東側で200棟近い竪穴住居跡などを検出。
平成3年度
遺跡西側でも竪穴住居跡の分布を確認。台地全面に遺構が分布していることから、遺跡を保存して活用することが正式に決定した。
平成4年度
中央部の内容確認調査。配石遺構周辺で大規模な造成工事を確認。配石遺構を中心とした集落の構造が判明した。
平成5年度
国指定史跡となる。
平成6年度
指定地の土地公有化がスタート。中央部で大型住居跡と配石遺構周辺の掘立柱建物跡などを調査。整備基本構想を策定。
平成7年度
指定地の土地公有化が終了。整備基本計画を策定。
平成8年度
竪穴住居など遺構復元のための調査がはじまる。西側で焼失住居跡を多数調査。土屋根住居を確認。周辺土地の公有化がスタート。整備基本設計を作成。
平成9年度
整備事業がはじまる(平成13年度まで)。周辺土地の公有化。史跡公園の造成工事。東側のセンター施設建設予定地と西側を調査。土屋根住居の実験復元。
平成10年度
ガイダンス施設の建設。周辺土地の取得。遺跡東側と中央部の調査。
平成11年度
縄文住居復元工事。センター施設造成工事及び史跡公園の造園工事。土屋根住居の焼失実験。きききのつり橋本体工事。
平成12年度
センター施設・埋蔵文化財センター(御所野縄文博物館)建設工事。センター施設展示工事。
平成13年度
センター施設・埋蔵文化財センター(御所野縄文博物館)建設工事。センター施設展示工事。きききのつり橋改良工事。
平成14年度
御所野縄文公園オープン。
平成15年度
入場者10万人を達成。
平成16年度
遺構復元のための発掘調査(中央部)。西側丘陵(通称:縄文の森)範囲確認調査。
平成17年度
遺構復元のための発掘調査(中央部)。西側丘陵面の範囲確認調査。
平成18年度
西側丘陵を史跡範囲に追加指定。入場者20万人達成。中央部に掘立柱建物2棟、柱列を復元。
平成19年度
北海道・北東北3県の知事が共同で「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産暫定一覧表追加資産に係る提案書を文化庁長官に提出。
平成20年度
文化審議会世界文化遺産特別委員会において「北海道・北東北の縄文遺跡群」暫定一覧表記載が決定。世界遺産条約関係省庁連絡会議で「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の暫定一覧表への推薦が正式決定。 平成21年1月5日 ユネスコの世界遺産暫定一覧表に記載。
平成21年度
縄文遺跡群世界遺産登録推進本部を設立、4道県と関係市町村が構成委員となり、推進会議と専門家委員会議を中心とした作業がスタート。遺跡の内容を把握するための中央部盛土遺構の調査と御所野遺跡を多角的に研究するための嘱託研究員制度を設置、5人の嘱託研究員を委嘱。
平成22年度
一戸町で縄文遺跡群の専門家会議を開催。
平成23年度
世界遺産登録推進本部の主催の国際会議で、ユネスコ関係者2名が御所野遺跡を視察。
平成24年度
国際会議で4名のユネスコ関係者、及び研究者が御所野遺跡を視察。
平成25年度
西側丘陵内の山道などを史跡範囲に追加指定。センター施設(御所野縄文博物館)展示改修工事。
平成26年度
センター施設(御所野縄文博物館)リニューアルオープン。

御所野遺跡の概要

指定面積   76,906平方メートル
指定年月日   1993年12月21日
追加指定   2006年 7月28日
       2014年 3月18日

 縄文時代中期後半(4000~4500年前)の拠点集落跡です。東西に長い台地と東側の丘陵地に住居跡などが分布しており、500年間という長期に定住した集落跡と考えられています。遺跡は東北北部から道南の円筒土器文化圏内の遺跡で、その東南端に位置することからより南の大木式土器文化圏からの影響を強く受けています。大木式土器が出土するとともに、中央部に環状集落が作られ、北側の削られた場所に墓と配石遺構群、土が盛られた南側は送りの場となります。このように集落のなかに墓をつくり、周辺の自然と一体となって長期に続いた定住集落、これが御所野遺跡です。


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〒028-5316 岩手県二戸郡一戸町岩舘字御所野2 電話0195-32-2652 FAX0195-32-2992
E-mail goshono@town.ichinohe.iwate.jp

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