御所野縄文公園

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御所野遺跡の実験

縄文時代の技術の実験

石斧による木の伐採実験

遺跡から出土した石斧をもとにして道具を作成し、クリの木の伐採実験をしました。木は縄文時代の竪穴住居で使用する径30~80cmのものを伐採しています。

復元した縄文時代の石斧 約80cmのクリの木を伐採開始 腰を使って石斧をふります 繰り返し打ち込みます
復元した縄文時代の石斧 約80cmのクリの木を伐採開始 腰を使って石斧をふります 繰り返し打ち込みます
伐採完了です
伐採完了です

木製工具による土の掘削

縄文時代の遺跡から出土した木製品の中から、竪穴住居の建築で使用されたものを復元し実験を行っています。

復元した縄文時代の土を掘る木の道具(右側)  木の道具を使い土を掘っていきます 回数・時間・深さを記録しながら更に掘っていきます 土の掘削完了
復元した縄文時代の土を掘る木の道具(右側) 木の道具を使い土を掘っていきます 回数・時間・深さを記録しながら更に掘っていきます 土の掘削完了

 

木製工具による草刈実験

東京都東村山市の下宅部(しもやけべ)遺跡から出土した木製品が草などの伐採に使用された可能性が強いということで、その道具を復元して草刈の実験を行いました。道具はコナラで制作しています。

 復元した縄文時代の草刈具  勢いよく草刈具をふります
 復元した縄文時代の草刈具  勢いよく草刈具をふります

土屋根住居の焼失実験

発掘調査で得られた土屋根住居の情報を確認するために実験的に建物を復元しており、その2年後に建物の焼失実験を行いました。建物の大半が土で覆われていることから、酸欠状態などになり、燃え難いと想定されました。実験ではあらかじめ屋根の一部を壊して火の通りが良くなるように工夫してから着火しました。

焼失実験 焼失実験 焼失実験 焼失実験
実験を始めましょう 薪を準備 炉の中に火種をつくります 煙があがってきました
焼失実験 焼失実験 焼失実験 焼失実験
上の屋根が崩落 空気が入って勢いよく燃えます 柱も倒れ・・・ 内側も崩落
焼失実験 焼失実験 焼失実験 焼失実験
およそ1時間後・・・ ようやく 火が消えました 焼け落ちた土屋根住居
焼失実験
現在の様子

土屋根住居の復元

焼かれた建物の調査

平成8年に西側調査区で焼かれた建物跡がいくつか発見されました。そのうち炭化した建築材が良好に残っていた中型住居です。直径4×5m、36平方メートルの建物跡で、中には炭化材が良好に残っていました。

焼失住居跡の調査 焼失住居跡の調査 焼失住居跡の調査 焼失住居跡の調査
竪穴住居を掘り下げます 焼け落ちた建築材です  焼けた建築材の出土状況です  炭化材を図面で表すと・・・
焼失住居跡の調査
 完掘した状況です!

 復元図作成

復元図作成発掘調査の結果、屋根に土が被せられていたことが判明し、詳細に記録した建築材の分布から復元図を作成しました。作成した方は、当時独立行政法人奈良文化財研究所に勤務していた浅川滋雄氏(現鳥取環境大学)と建築史の西山和宏氏(現文化庁)の専門家です。

 

 

 

 

 

建物復元実験

 平成9年8月、中型住居、径4~5m、36平方メートルの建物の復元図をもとに実験的に復元しました。竪穴建物の規模、あるいは柱なども発掘調査の情報をもとにしています。材料は全てクリ材で、柱や梁・桁、叉首で骨格をつくり、垂木をまわして、その上に樹皮、小枝の順にのせて土をかぶせて完成です。

実験復元 実験復元 実験復元 実験復元
いよいよ復元作業開始 柱の位置を正確に・・・ 柱を建てていきます 梁・桁を渡していきます
実験復元 実験復元 実験復元 実験復元
叉首を組みます 樹皮をかぶせます 更に小枝をのせます 土をのせて・・・
実験復元 実験復元 実験復元 実験復元
いよいよ完成! 中の様子 土屋根に草が生えた 雪の中の竪穴住居

 

縄文時代の道具を使って竪穴住居復元

平成12年9月 縄文時代の道具の実験から縄文時代の技術がいくつか明らかになったので、その道具を使い住居を復元しました。

縄文の道具 縄文の道具 縄文の道具 縄文の道具
復元した縄文時代の道具を使い復元作業開始 竪穴を掘り始め・・・ 柱・梁・桁を建てていきます 壁に板を設置し・・・
縄文の道具 縄文の道具 縄文の道具 縄文の道具
叉首を組んで 垂木を固定させ 横木をのせます 下地の樹皮をかぶせ
縄文の道具 縄文の道具 縄文の道具 縄文の道具
入口に廂(ひさし)を造り
 天窓を造ります  樹皮の上に小枝をのせ・・・  小枝の上に土をのせます
縄文の道具
 竪穴に土をおおいかぶせて・・はい、完成です!

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