御所野縄文公園

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第37回一戸町郷土芸能祭開催しました

  • 2014/11/24

町内の郷土芸能団体が日ごろの成果を披露する一戸町郷土芸能祭が開催されました。今回の郷土芸能祭には町内の民俗芸能保存団体6団体が出演、招待芸能として岩手町の川口神楽保存会皆さんによる神楽が披露されました。

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最初の演目は「権現舞」(高屋敷神楽保存会)。まず最初に権現さまに神様をおろして遊ばせます。神様をおろした後に、神様を喜ばせる余興として様々な演目を披露します。

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中山神楽保存会による「三本剣」です。三本の剣を巧みに操りアクロバティックに、勇壮に舞います。

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今回の招待芸能、川口神楽保存会(岩手町)による三番叟です。「三番叟」といえば能楽の「式三番」のひとつで狂言方が踊る五穀豊穣を言祝ぐ舞として知られていますが、神楽においても「鳥舞」や「翁」とともに「式舞」のひとつに数えられ、体を反らせたりばったり倒れたりするなどして滑稽に踊ります。

第37回一戸町郷土芸能祭演目(演目順)
1. 権現舞(高屋敷神楽保存会)
2. 虎ノ口(中山神楽保存会)
3. 翁(高屋敷神楽保存会)
(4~10わわわのステージ)
11. 八串舞(中山神楽保存会)
12. 三番叟(高屋敷神楽保存会)
13. 根反鹿踊り(根反鹿踊り保存会)
14. 三本剣(中山神楽保存会)
15. 〈招待芸能〉三番叟(川口神楽保存会)
16. 三番叟(小友神楽保存会)
17. 不尊荒神(田中新山社神楽保存会)
18. 小鳥谷七ツ踊り(小鳥谷七ツ踊り保存会)
19. 盆舞(小友神楽保存会)

限定メニュー「藍染めカレンダーづくり」土日コース開催しました。

  • 2014/11/16

限定メニュー「藍染めカレンダーづくり」土日コースを開催しました。
1日目は、型紙を好きな図柄に彫りこみ、布に糊置きするところまでを行います。

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洋型紙にナイフで文様を彫り抜いていきます。来年の干支「未」の文字や図柄、報告書『いちのへの型紙』に収録されている模様を参考に彫り抜きます。中には切り絵の方もいらっしゃいました。

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次に布の上に型紙を載せて糊置きしていきます。藍で染めたとき糊の部分だけ染まることなく、白く浮き上がります。糊置きした布を乾かせば、いよいよ藍染めの作業に入ります。


2日目は、乾かした布を藍で染めていきます。

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藍の染色液です。この中に布を浸して染めていきます。

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ザブザブと数回浸します。

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浸した後、水で余分な染色液を落としていきます。この時に糊が落ち、文様が白く浮かび上がります。また、水で洗うことで藍色が冴えてきます。

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乾かした後、カレンダーの台紙に貼り付けて完成です。
皆さん、楽しそうに作業していらっしゃいました。中には毎年参加されていて、あと少しで十二支すべてコンプリートです、という方もいらっしゃいました。

参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
平日コースはまだ3名ほど空きがございますので、参加ご希望の方は、FAXなどで博物館までお申し込みください。

秋のクリーンデー開催しました

  • 2014/11/11

毎年の恒例行事となった「御所野縄文公園秋のクリーンデー」が11月8日(土)に開催されました。町内会や子ども会、高校の生徒さん達、一般の方々と御所野縄文公園に集まった200名のボランティアさんたちが、落ち葉の積もった公園をきれいにしてくれました。
遺跡公園の清掃活動で200人集まることは全国的に見ても大変珍しいことではないでしょうか。

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9:00。公園のあちこちに散らばって清掃を開始。皆さん、竹ぼうきやレーキを手に落ち葉を集めます。中には小さい子どもさんも一生懸命レーキで落ち葉を集めていました。

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普段はあまり人も通ることのない中央トイレ下の通路もきれいに。ここも見違えるほどきれいになりました。

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今年は、ドングリもトチも豊作でしたが、落ち葉のほうも豊作でした。

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そして、クリーンデーの陰の主役「御所野発掘友の会」の皆さんはお昼の支度を進めています。食材・食器の手配から、調理まで100人を超えるボランティアさんたちの昼食を準備しています。クリーンデーを陰で支える心強いメンバーです。

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今回のクリーンデーの昼食です。山菜栗ごはん、豚汁、お漬物、へっちょこだんごの4品。
ご飯の栗は御所野で採れた栗を使用しています。

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秋晴れの下で昼食です。皆さん、ありがとうございました!お疲れ様でした!

シンポジウム「縄文人のくらしと火」開催しました

  • 2014/11/05

11月1日、縄文遺跡群登録推進シンポジウム 現代へのメッセージ「縄文人のくらしと火」を開催しました。

基調講演には奈良文化財研究所名誉研究員にして「杉並の縄文人」岡村道雄さんが登壇。縄文人のくらしと火の関わり、アイヌや日本人との火の関わりについて講演しました。
火きりぎねと火きりうすを使った火おこしの方法のほか、地面に浅く穴を掘って水を張り、火で焼いた石を投げ込んで沸騰させたり、肉や魚を蒸し焼きにする方法などの事例を挙げて、原始の昔にどのように火を使っていたかやアイヌや日本人の火にまつわる民俗を紹介しました。

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発表では4人の専門家が登壇しました。
一人目は当館の高田和徳館長。御所野遺跡で見つかった焼けた住居跡のほか、中央の盛土遺構付近で骨や植物の種子を燃やして砕き、地面に埋めたものが見つかっており、いわゆる「送りの儀礼」が御所野ムラで行われていたのではないかと指摘しました。

シンポ 2

二人目は北海道教育大学の百瀬響さん。百瀬さんはアイヌ文化を専門に研究している文化人類学者で、アイヌの人々がどのように火を利用し火に対してどのような文化を伝承しているか説明しました。アイヌは日本人と同じ縄文人を祖先とする人々で、そのアイヌの文化には「カシオマンテ」という家送りの儀礼があります。死者のために家を燃やしてあの世に送るという習慣です。百瀬さんはこのカシオマンテも送りの儀礼の一種と考えることができると指摘しました。
アイヌの人々にとって火とはくらしを守る神様であり、魔から守ってくれる存在であると解説しました。

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三人目は北海道大学の丹菊逸治さん。丹菊さんはサハリンから間宮海峡の大陸側に住んでいるニヴフ文化を専門に研究しており、今回の発表もニヴフの伝統文化に焦点を当てて発表しました。
ニヴフの人々は火に対してあまり良いイメージを持っていないらしく、猟に出る前に獲物の話をすると火の神が動物たちに告げ口をするため獲物が取れなくなるとか、山の中で火を焚くと火の中から化け物が出てくるといった話が伝わっているそうです。それでも、火を焚く炉は家の中心にあり、火がニヴフにとって重要な役割を担っていたのがうかがえます。

シンポ 4

最後は宮城県教育委員会の笠原信男さん。笠原さんは民俗学を専門としており、囲炉裏の役割、火にまつわる伝承や神話を紹介しました。イザナミノミコトの火の神出産や出雲大社における火の重要性、ケガレは火を媒介して感染するという伝承を紹介しつつ、火は異界からやってきたもの、囲炉裏の火は調理や照明、暖房や乾燥など様々に用いられた重要なものであったと解説しました。

シンポ 5

シンポジウムでは岡村さんをコーディネーターに発表した四人の専門家が意見を交わしました。
御所野遺跡で見つかった焼失住居とアイヌの風習について、煮炊きの問題、家の外で調理をするのか中で料理をするのかといったことを中心に議論を展開しました。

シンポ ディスカッション 1

シンポジウムの合間には、根反鹿踊り保存会(岩手県無形民俗文化財)の皆さんが勇壮な舞を披露。

シンポ 鹿踊り

そして最後には太鼓芸能集団の鼓童の皆さんが、唄あり踊りありのダイナミックな演奏を披露してくれました。

鼓童

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