御所野縄文公園

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平成25年度の調査成果発表会を開催しました

  • 2014/02/26

 

 2月23日、大雪での臨時休館から1週間後、今年度の嘱託研究員による調査成果発表会が行われました。道の悪さにもかかわらず、125名もの方々が集まってくださいました。
 まず、佐々木由香氏による、土器の底に残る網目を調査してわかった、縄文人の竹細工利用の可能性の発表がありました。一戸の名産品、鳥越の竹細工は縄文時代から連綿と受け継がれてきたもののようです。どのように受け継がれてきたのかを解明することが、今後の課題のひとつです。
 続いて富樫雅彦氏が、一戸周辺の縄文人が珪化木を石器の材料にしていたことが証明されたと発表しました。御所野遺跡は石鏃―矢じり―が多く出土する遺跡で、見つかったもののうち4割が近隣でとれる珪化木でできているとわかりました。珪化木は火山灰が木に浸み込んで徐々に石に変化したもので、褐色や黄色、緑色などのものが見つかっています。発表の際に流した動画をyoutubeでもアップしておりますので、ご覧になってみてください。
 続いて遠藤匡俊氏が、御所野とその周辺のムラと、近代の北海道アイヌの集落を比較研究した成果を発表しました。アイヌはいくつかの集落を移動しながら生活していたとのことです。食料を集める目的のほか、限られた人数しかいない集落内での争いをさけるためだったかもしれません。縄文時代の御所野と近隣の遺跡でも、住居の炉の違いや戸数の変化から、定住しつつもある程度の集団の移動があったかもしれないとのことです。

 縄文時代の御所野について、また少し明らかになりました。さらなる解明のため、来年度も調査研究を行う予定です。

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